教授、ご乱心!? [それ、ウソです]
それ、ウソです(79)
教授、ご乱心!?
世界的音楽家の坂本龍一(62)が中咽頭がんの治療に専念するため、演奏活動を全面的に休止することが9日、分かった。きょう10日に自ら公表する。
咽頭がんに効果があるとされる放射線治療については、反原発運動の先頭にたってきた立場から拒否する考えを主治医に伝えている。
自らの命にかえても「反原発」だけは譲れないという不屈の精神で、世界の〝教授〟が闘病生活に入る。(スポーツニッポン=2014年7月10日)
「坂本龍一 がん」と、紙面の上半分をぶっつぶす超特大文字の見出しが躍り、「放射線治療拒否 反原発貫く」の脇見出しがついている。
第1面の全面を埋める記事の、この前文を読んで、おどろき、あきれ、時代をリードする音楽家へのかねてからの尊敬の念がいっぺんに消失するようだった。
がん告知のショックで発作的に乱心しちゃったのか?
もともとその程度の浅い識見の持ち主でしかなかったのか?
原発と放射線治療はまったく異なる次元の問題ではないですか。
ミソとクソを一緒にしてはいけませんよ、阪本さん!
主治医も主治医だ。
放射線治療拒否を伝えられて、ハイ、そうですか、とおとなしくうなずいたのか?
だとしたら、センセイ、あなたもずいぶん情けないお医者さんだなあ。
そんなことを胸の中でぶつぶつ呟いていたのだが、夕方、朝日新聞のデジタル版を見たら─、
〈速報〉坂本龍一 放射線治療を排除せず
中咽頭がんであることを公表した音楽家坂本龍一(62)が、放射線治療の可能性を排除していないことが分かった。
一部メディアが、坂本は「反原発」の立場から、放射線治療については、主治医に拒否する考えを伝えていると報じたが、関係者はこれを否定した。
坂本は、ツイッターでそのメディアを名指しした上で「適当な記事」と批判している。
─さもあらん、と納得、ネットを検索してみたら、こんな記事が見つかった。
坂本龍一氏「脱原発だから放射線治療も拒否」報道は飛ばしだった!! J-CASTニュース7月10日(木)15時16分
中咽頭がんを患っていることを公式サイトで発表した音楽家の坂本龍一さんが、脱原発運動を率いてきた立場から放射線治療を拒否していると報じられ、ファンや脱原発派の間で動揺が広がっている。
報じたのは中咽頭がんの事実を正式発表に先がけてスクープしたスポーツニッポンだ。
──中略──
しかし、坂本さんのマネージャーが、10日10時ごろ、「スポニチ、なんて適当な記事……」とツイートし、記事内容に事実誤認があることを示唆した。
すると坂本さん本人もこれに反応。マネージャーのツイートを引用した上で、「読んでないけど。ああいう芸能記事を真に受ける人いるの?」とコメントした。
──以下、略───
いやあ、よかった! よかった!
それにしても、スポニチ、ずいぶん手の込んだ飛ばし(憶測記事)をやってくれるじゃないの。
大した想像力?だよ(笑)。笑っちゃいけないな。
咽頭は、鼻・口の奥と食道・喉頭にはさまれた部分。
その真ん中辺りにできるのが中咽頭がん。
喫煙や過度の飲酒を長期間続けることで発生の危険性が高まる。
中高年男性に多い。早期発見・適切治療の治癒率は高い。
坂本さんは、6月上旬、のどに違和感を覚え、いま住んでいるニューヨークの病院を受診、中咽頭がんを告知された。
現地で治療に専念するという。
ホームページの「みなさまへ」と題した、坂本さんのメッセージは、
「必ずきちんと治して戻ってまいります。どうかしばらくの間、静かに見守っていただけたら幸甚です」と結ばれている。
全快を切に祈りたい。ファンの一人として、全世界のファンとともに─。
教授、ご乱心!?
世界的音楽家の坂本龍一(62)が中咽頭がんの治療に専念するため、演奏活動を全面的に休止することが9日、分かった。きょう10日に自ら公表する。
咽頭がんに効果があるとされる放射線治療については、反原発運動の先頭にたってきた立場から拒否する考えを主治医に伝えている。
自らの命にかえても「反原発」だけは譲れないという不屈の精神で、世界の〝教授〟が闘病生活に入る。(スポーツニッポン=2014年7月10日)
「坂本龍一 がん」と、紙面の上半分をぶっつぶす超特大文字の見出しが躍り、「放射線治療拒否 反原発貫く」の脇見出しがついている。
第1面の全面を埋める記事の、この前文を読んで、おどろき、あきれ、時代をリードする音楽家へのかねてからの尊敬の念がいっぺんに消失するようだった。
がん告知のショックで発作的に乱心しちゃったのか?
もともとその程度の浅い識見の持ち主でしかなかったのか?
原発と放射線治療はまったく異なる次元の問題ではないですか。
ミソとクソを一緒にしてはいけませんよ、阪本さん!
主治医も主治医だ。
放射線治療拒否を伝えられて、ハイ、そうですか、とおとなしくうなずいたのか?
だとしたら、センセイ、あなたもずいぶん情けないお医者さんだなあ。
そんなことを胸の中でぶつぶつ呟いていたのだが、夕方、朝日新聞のデジタル版を見たら─、
〈速報〉坂本龍一 放射線治療を排除せず
中咽頭がんであることを公表した音楽家坂本龍一(62)が、放射線治療の可能性を排除していないことが分かった。
一部メディアが、坂本は「反原発」の立場から、放射線治療については、主治医に拒否する考えを伝えていると報じたが、関係者はこれを否定した。
坂本は、ツイッターでそのメディアを名指しした上で「適当な記事」と批判している。
─さもあらん、と納得、ネットを検索してみたら、こんな記事が見つかった。
坂本龍一氏「脱原発だから放射線治療も拒否」報道は飛ばしだった!! J-CASTニュース7月10日(木)15時16分
中咽頭がんを患っていることを公式サイトで発表した音楽家の坂本龍一さんが、脱原発運動を率いてきた立場から放射線治療を拒否していると報じられ、ファンや脱原発派の間で動揺が広がっている。
報じたのは中咽頭がんの事実を正式発表に先がけてスクープしたスポーツニッポンだ。
──中略──
しかし、坂本さんのマネージャーが、10日10時ごろ、「スポニチ、なんて適当な記事……」とツイートし、記事内容に事実誤認があることを示唆した。
すると坂本さん本人もこれに反応。マネージャーのツイートを引用した上で、「読んでないけど。ああいう芸能記事を真に受ける人いるの?」とコメントした。
──以下、略───
いやあ、よかった! よかった!
それにしても、スポニチ、ずいぶん手の込んだ飛ばし(憶測記事)をやってくれるじゃないの。
大した想像力?だよ(笑)。笑っちゃいけないな。
咽頭は、鼻・口の奥と食道・喉頭にはさまれた部分。
その真ん中辺りにできるのが中咽頭がん。
喫煙や過度の飲酒を長期間続けることで発生の危険性が高まる。
中高年男性に多い。早期発見・適切治療の治癒率は高い。
坂本さんは、6月上旬、のどに違和感を覚え、いま住んでいるニューヨークの病院を受診、中咽頭がんを告知された。
現地で治療に専念するという。
ホームページの「みなさまへ」と題した、坂本さんのメッセージは、
「必ずきちんと治して戻ってまいります。どうかしばらくの間、静かに見守っていただけたら幸甚です」と結ばれている。
全快を切に祈りたい。ファンの一人として、全世界のファンとともに─。
2015-08-01 23:35
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