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ゴルファー脳 [医学・医療・雑感小文]

ゴルファー脳

絶好のゴルフ日和にちなんで、ゴルフと脳の話を─。

「ゴルフスゥイングはすべて脳の成せる業です」と、大井静雄・東京慈恵医大教授(脳神経外科)。

大脳のさまざまな部位が結集して行われる作業が、ゴルフスウィングだからだ。

体の運動神経系にGOサインを出す運動野=A、

手の握りや足底の踏ん張りなど感覚情報を得る感覚野=B、

コースや球筋などの情報を得る視覚野=C、

過去のラウンドや練習の記憶を蓄える海馬=D、

人間特有の感情・感性、プレーのメンタル面の動きにかかわる大脳辺縁系=E。

B・C・D・Eの情報を元に、コースやホールを把握し作戦を立て(工夫・判断)、

スウィングのイメージを描き(思考)、

そして、Aへ体の隅々までの動きを司令するのが前頭連合野=Fだ。

Fはスウィングのデザイナーであり、個人の経験からの加減調整も行う。

「つまりゴルファー脳とは、大脳の左前頭葉からの司令で創り出す体の動きのこと。

これがあなたのゴルフスウィングをつくるのです」と教授は話した。
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