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発達障害 [医学・医療・雑感小文]

 発達障害

4月2日は、世界自閉症啓発デー。

2007年12月、国連総会で制定された。

日本ではそれより早く05年4月に発達障害者支援法が施行、2日―8日の<発達障害啓発週間>には、自閉症、アスペルガー症候群、ADHD(注意欠陥多動性障害)などについて理解を求めるイベントが各地で開催される。

自閉症は、他者とのコミュニケーションをつくるのが困難な発達障害で、3歳ぐらいまでに現れる。

知的発達や言葉の遅れがみられ、軽症から重症までさまざまに異なる。

よく誤解されるが「引きこもり」とは違う。

アスペルガー症候群は、自閉症の特徴を持っているが、知的発達や言葉の遅れはみられない。

が、人の気持ちや場の空気がつかめず、人とうまく付き合うことができないので、周囲の理解やサポートが得られず、生きづらい思いをしている人が少なくない。

ADHD(注意欠陥多動性障害)の三大特徴は不注意、多動性、衝動性。

文部科学省の調査では、通常学級生徒の2.5%が、ADHDの行動特徴を持っている。


 ADHD


 ADHD(注意欠陥多動性障害)には、

①不注意優勢型

②多動性衝動性優勢型

③混合型とある。

子どもで特に問題になることの多いのは②だ。

授業中でも教室を歩き回る、話に集中できない、落ち着きがない、怒るとすぐに手が出る。

「そういう子も小学校高学年から中学生になるにしたがい、しだいに落ち着いてくる。

多動性衝動性は、成長に従って軽減してくる面も大きい。脳の機能が発達してくるからだ」と専門家は説明している。

ADHDの原因も、ほかの発達障害と同じように「脳機能の偏り」にあるとされるが、詳しいことはまだ解明されてない。

ハッキリしているのは家庭環境や親の養育(しつけ)とは全く関係ないということだ。

2007年4月、特別支援教育がスタート、着実に進展してはいるが、ADHDをもつ子どもにとって完全に良い環境が整ったとはいえないようだ。

製薬会社の日本イーライリリーが行った意識調査でも、保護者と医師の考え方にギャップが生じていることがわかった。
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