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長友選手の「秘密の食品」 [医学・医療・雑感小文]

 梅干し賛

昔の人は「梅はその日の難のがれ」と言った。

「朝、梅干しを食べると、その日一日災難をのがれるという俗信」とことわざ辞典にはある。

梅干しの効用は昔からよく知られている。

弁当やおにぎりに入れると食中毒を起こしにくいのは、梅の酸っぱさのもとのクエン酸が、細菌が増殖しにくい酸性の環境を作り、さらに体内でも食中毒菌の増殖を抑えるからだという。

また、肉体疲労の原因、乳酸の蓄積を防ぐ作用もあるといわれる。

イタリアの名門チームで活躍する長友佑都選手が初ゴールを挙げた翌日の新聞各紙は、長友の豊富な運動量を支える「秘密の食品」として梅干しを紹介。

「プラムの一種を健康的に塩漬けしたもの」で、疲労回復に役立つという詳しい記事を載せたそうだ。

青梅を煮詰めて作る梅肉エキスには、酸が変化したものとクエン酸が結合したムメフラールという化合物が多く含まれている。

これとクエン酸の相乗効果で血流を改善し、免疫細胞を活性化する。

梅肉エキスと黒酢を合わせたのが、血液サラサラ効果の定番サプリメント「梅肉黒酢」である。
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