加熱しっかり! [医学・医療・雑感小文]
加熱しっかり!
食中毒の原因の8割以上を占める細菌による食中毒は、起こるしくみによって感染型と毒素型に分けられる。
感染型は、飲食物とともに体内に入った細菌が増殖し、腸に作用して起こる。
一方、ある種の細菌は毒素を作り、毒素が血管の内側にくっついて、血管や細胞を破壊する。
腸炎ビブリオやサルモネラは感染型、ブドウ球菌、ボツリヌス菌は毒素型だ。
病原性大腸菌には感染型と毒素型がある。
怖いのは言うまでもなく後者で、生肉のユッケによる集団食中毒の原因菌0111や、先年大騒ぎになった0157などの腸管出血性大腸菌が、それだ。
感染型も毒素型も熱には弱い。
十分に加熱することが一番の対策だ。
75℃以上で1分間以上加熱する(電子レンジ可)。
ひき肉、成型肉は中までよく火を通す。調理後すぐ食べる。
生食用の野菜・果物は流水でよく洗う。
まな板は食材ごとに洗い、加熱前の生肉の調理に使ったまな板や包丁は熱湯で消毒してから、他の食材を調理する。
自分が食べる箸で生肉を取らない。
子どもや高齢者は生食を避けよう。
食中毒の原因の8割以上を占める細菌による食中毒は、起こるしくみによって感染型と毒素型に分けられる。
感染型は、飲食物とともに体内に入った細菌が増殖し、腸に作用して起こる。
一方、ある種の細菌は毒素を作り、毒素が血管の内側にくっついて、血管や細胞を破壊する。
腸炎ビブリオやサルモネラは感染型、ブドウ球菌、ボツリヌス菌は毒素型だ。
病原性大腸菌には感染型と毒素型がある。
怖いのは言うまでもなく後者で、生肉のユッケによる集団食中毒の原因菌0111や、先年大騒ぎになった0157などの腸管出血性大腸菌が、それだ。
感染型も毒素型も熱には弱い。
十分に加熱することが一番の対策だ。
75℃以上で1分間以上加熱する(電子レンジ可)。
ひき肉、成型肉は中までよく火を通す。調理後すぐ食べる。
生食用の野菜・果物は流水でよく洗う。
まな板は食材ごとに洗い、加熱前の生肉の調理に使ったまな板や包丁は熱湯で消毒してから、他の食材を調理する。
自分が食べる箸で生肉を取らない。
子どもや高齢者は生食を避けよう。
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