淡い愉しみ [老聾ぐちぐち]
けさのおやじへ
けさ、父に会った。
10年来全聾同然の耳がちゃんと聴こえて、かなり長く楽しい語らいができた。
ほんとうにしみじみうれしかった。
こんな朝があるのだから、もうすこし生きてみようと思った。
こんどは母も一緒に会いたい。
昭和20年1月30日に逝った母とは、そののちほとんど会うことができずにいる。
33歳だった母。
仏壇に置いた小さい額縁の中の若い母。
84のジジイになったおれを見て、何といってくれるだろう。
おやじ、こんどは、おふくろも誘ってくれよ。
けさ、父に会った。
10年来全聾同然の耳がちゃんと聴こえて、かなり長く楽しい語らいができた。
ほんとうにしみじみうれしかった。
こんな朝があるのだから、もうすこし生きてみようと思った。
こんどは母も一緒に会いたい。
昭和20年1月30日に逝った母とは、そののちほとんど会うことができずにいる。
33歳だった母。
仏壇に置いた小さい額縁の中の若い母。
84のジジイになったおれを見て、何といってくれるだろう。
おやじ、こんどは、おふくろも誘ってくれよ。
2016-10-14 23:28
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0