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ハゲの六型 [雑感小文]

ハゲの六型

 男性型脱毛症は、男性ホルモンの影響で発症することがわかっている。

 男性ホルモンのテストステロンが分解されたDHT(ディハイドロテストステロン)というものが、毛髪細胞に作用し、毛の成長を抑える。

 そのため太い硬い毛(終毛または硬毛)が、先祖返りして赤ん坊のときの軟らかい毛(軟毛)に戻る。

 ハゲるのは主に前頭部から頭頂部にかけてで、側頭部と後頭部はハゲないのが普通だ。

 男性ホルモンに対する毛髪細胞の反応が違うためだ。

 ハゲの型を、

 ①総退却型

 ②てっぺんハゲのち雪だるま型

 ③知恵ハゲ型

 ④②と③の混合型

 ⑤法界坊型

 ⑥かっぱ型 

 ─の六つに分類した人は、ご自分もハゲていた緒方知三郎先生だ。

「おがた・ともさぶろう 病理学者。東大教授。唾液(だえき)腺内分泌、老化機構などを研究。共著『病理学総論』など。文化勲章。(一八八三─一九七三)」と「広辞苑」にはある。

 補足すると、江戸後期の蘭医、緒方洪庵の孫で、東大退官後は東京医大初代学長、日本医大老人病研究所初代所長を歴任された。
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