SSブログ

オスラー名言抄 [医学・医療・雑感小文]

 オスラー名言抄
 
「肺炎は老人の友」と言った人は近代の最も高名な内科医、ウィリアム・オスラーだ。

彼は自著『内科学』第一版(19世紀末に刊行)に「肺炎は老人のエニミー(敵)である」と書いたが、7年後の第二版では「肺炎は老人に安らかな死をもたらすフレンド(友)である」と改めた。

そしてオスカー自身、1919年の冬、肺炎で逝った。70歳だった。

聖路加国際病院の日野原重明先生が、

「私の医師として、教師として生きる道を示してくれた、心の師」と仰ぐオスラーには、動脈硬化についての、「人は血管とともに老いる」をはじめ多くの名言がある。

 いくつか挙げてみよう。

「医学は、患者と共に始まり、患者と共にあり、患者と共に終わる」

「たいていの人は、剣によるよりも、飲み過ぎ、食い過ぎによって殺される」

「人生は習慣である。子供が歩くのも、ピアニストの指が魔法のように動くのも、すべて練習のたまものだ。長期にわたる鍛錬の積み重ねが偉大なものを作る」

「仕事は、若者には希望を、中年には自信を、老いた者には安らぎをもたらす」
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

人の名が思い出せない高齢者の肺炎 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。