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熟眠障害  [医学・医療・雑感小文]

最も多い不眠のタイプ

 春は眠い。

唐代の詩人も、明治の文豪も、そう言っている。

当方などは年中、眠くてしようがない。

ま、それはさておき、春に眠くなるのは、寒暖の差が激しいために自律神経のバランスがくずれやすく、ホルモンの働きにも変化が起こるかららしい。

これが疲労感を増し、眠い、だるいに結びつき、「時には自分の魂の居所さへ忘れて正体なくなる」(夏目漱石『草枕』)。

しかし、まぁ、眠いときにすぐ眠れて、熟睡できるのは健康な証拠だ。

生活習慣病をもつ人や抑うつ患者には不眠を訴える人がとても多い。

不眠には、

寝つきがよくない入眠障害、

途中で目がさめる中途覚醒(かくせい)、

朝早く目がさめる早朝覚醒、

眠りが浅く寸断される熟眠障害とあるが、

久留米大・精神神経科の内村直尚教授らが行った「働く世代の睡眠実態調査」によれば、

生活習慣病や抑うつのある群、ない群とも、最も多い不眠のタイプは熟眠障害だった。

これには「超短期作用型」の催眠薬がよく効く。

医師に相談しよう。

薬代の自己負担分も、市販の催眠薬を求めるよりも格段に安い。
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