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1日3食の理由 [医学・医療・雑感小文]

 朝食が1日の生活リズムをつくる

いま、子どもの食生活で真っ先に指摘されるのは、朝食の問題。

文部科学省の調査では、朝食を「食べないほうが多い」と「ほとんど食べない」を合わせると、小学生は15%、中学生は22%だ。大変な数だ。

朝食による栄養補給は1日の生活リズムをつくる。

朝、昼、夜と1日3回食べるのは、どこの国、どの種族でもほぼ決まった食習慣だ。

なぜか? 

食事でとるのは、糖質、たんぱく質、脂質、ミネラル、ビタミン、水などだが、なかで最も多い糖質は、グリコーゲンとして主に肝臓と筋肉に貯蔵される。

筋肉のグリコーゲンは、筋肉を動かすために使われて血中には出ない。

一方、肝臓に蓄えられたグリコーゲンは、ブドウ糖になって、脳などの神経系や赤血球のエネルギー源になる。

1回の食事で肝臓に蓄えられるグリコーゲンはおよそ50㌘、エネルギー源として必要なブドウ糖は1日140~150㌘。

50㌘では6~8時間しかもたない。

140~150㌘を50㌘で割ると3になる。これが1日3回の食事が必要な大きな理由だ。
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