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ヨクタベヨ [医学・医療・雑感小文]

朝食抜き、学習能力低下

朝食を食べないと、脳のただ一つのエネルギー源、ブドウ糖が不足する。

すると、脳の摂食中枢が刺激され、落ち着きがなくなり、イライラし、キレやすくなる。

学習能力が低下する。

アメリカや中南米諸国でも、家庭の崩壊とか経済的余裕がないため、朝ごはんを食べない子がたくさんいる。

そういう子どもに朝食の給食を行うようにしたら、アカデミック・パフォーマンス(学習能力)が非常に上がったという報告が数多くある。

これを裏返すと、朝食抜きだと学習能力が下がるということになる。

頭だけでなく、影響は体にも及び、運動能力も低下する。

朝ごはんをいつも食べている子と、常習的に食べない子に五○㍍走をさせると、たとえタイムは同じでも、食べない子のほうが脈拍数が多く(心臓がドキドキし)、運動能力が落ちるという報告がある。

朝食は体のリズムを整え、一日の学習を始めるための絶対条件だ。

「ヨクマナベ ヨクアソベ」。

昔、小学校一年生の教室には、こんな標語の額が掲げられていた。

今はそれに「ヨクタベヨ」を加えねばならない。
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