楽な梗塞 [医学・医療・雑感小文]
脳出血は激減し、脳卒中の死亡率も低下した。
が、脳梗塞(こうそく)は増えているのではないだろうか?
筆者の周囲でもこの1、2年の間に5人もの男性(67歳~80歳)が脳梗塞を起こしている。
ただ、みんな一様に軽症で、1人を除いて歩行も言語もほとんど回復した。
左足にまひが残った友人も車いすで旅行をし、パソコンで作った年賀状をくれた。
このごろの脳梗塞の多くはそういう病気になりつつあるようだ。
治療法が進歩し、重い後遺症の残る患者が減ったのか。
あるいは、高齢者の間に軽症の脳梗塞が増えているのか。
脳の深部の細い血管が詰まるラクナ梗塞は症状が軽く、意識障害はまず起こらない。
体の片側だけに軽度の運動まひや感覚鈍麻が起こり、それらと構音障害(ろれつが回らない)が組み合わさって起こることもあるが、リハビリでほとんど回復する例が多い。
ラクナとはラテン語で「小さな空洞」という意味だそうだが、「楽な梗塞」でもある。
日本人の脳梗塞の4割がこれだという。
が、脳梗塞(こうそく)は増えているのではないだろうか?
筆者の周囲でもこの1、2年の間に5人もの男性(67歳~80歳)が脳梗塞を起こしている。
ただ、みんな一様に軽症で、1人を除いて歩行も言語もほとんど回復した。
左足にまひが残った友人も車いすで旅行をし、パソコンで作った年賀状をくれた。
このごろの脳梗塞の多くはそういう病気になりつつあるようだ。
治療法が進歩し、重い後遺症の残る患者が減ったのか。
あるいは、高齢者の間に軽症の脳梗塞が増えているのか。
脳の深部の細い血管が詰まるラクナ梗塞は症状が軽く、意識障害はまず起こらない。
体の片側だけに軽度の運動まひや感覚鈍麻が起こり、それらと構音障害(ろれつが回らない)が組み合わさって起こることもあるが、リハビリでほとんど回復する例が多い。
ラクナとはラテン語で「小さな空洞」という意味だそうだが、「楽な梗塞」でもある。
日本人の脳梗塞の4割がこれだという。
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