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アナフィラキシー&エピペン [医学・医療・雑感小文]

 アナフィラキシーはアレルギーの一つの型。

 重篤なアレルギー反応が急速に全身に出現し、ショック死することもある。

 原因は食物(鶏卵、牛乳、小麦、そば、ピーナツなど)、蜂毒(蜂刺され)、薬物(ペニシリン、アスピリンなど)、ラテックス(天然ゴム)など。

 緊急性が高いアレルギー症状がある場合は、直ちにエピペン[レジスタードトレードマーク](アドレナリン自己注射)を使用する。

 エピペン[レジスタードトレードマーク]の安全キャップを外し、大腿部前外側にエピペン[レジスタードトレードマーク]の先端を軽く当て、カチッと音がするまで強く押し当てそのまま5つ数えると筋注される。

 成人には0.3mg製剤を使用し、小児には体重に応じて0.15mg製剤または0.3mg製剤を使用する。

 安静にさせ、エピペン[レジスタードトレードマーク]を使用してから10?15分後に症状の改善が見られない場合、別のエピペン[レジスタードトレードマーク]を使用する。

 同剤は一度注射すると再度使えない仕組みになっているので、同一製剤を二度使用しない。

 アナフィラキシーショックの既往がある患者には、エピペン[レジスタードトレードマーク]を常に携帯させ緊急時には自分で使用させる。
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