「ガム噛みウォーキング」の効果 [健康短信]
ガムを噛みながら歩くと健康にいい!
ガムを噛みながらウォーキングを行うと効果的であるとする研究結果を早稲田大学スポーツ科学学術院の宮下政司准教授とロッテの研究グループがまとめた。
21~69歳の男女を対象に行った実験で明らかになったもので、ガムを咀嚼することで性・年齢にかかわらずウォーキングによるエネルギー消費が増加していた。
研究の詳細は物理療法学の機関誌「J Phys Ther Sci」に掲載された。
中年男性では特に効果が高い
研究は、21~69歳の健常な男女46人にガムを咀嚼しながらと咀嚼せずに、それぞれ15分間自分のペースで歩行してもらった。
歩行中の心拍数、歩行距離、歩行速度、歩幅、エネルギー消費量を計測、疲労度をアンケートした。
結果、対象全体ではガムを咀嚼していない歩行に比べガムを咀嚼しながらの歩行で心拍数が3%増加。
男性では2.1%、女性では3.8%と、健全な範囲内での心拍数の増加が見られた。
特に中年男性での増加が顕著で、歩行距離で3.5%、歩行速度で3.5%、エネルギー消費量では2.5%増加していた。
研究グループは、
「ガムを噛みながら行うことで、健康づくりに有効とされるウォーキングの効果を高める可能性がある」
と結論し、今後は呼気ガス測定などエネルギー消費の詳細な検討を進めるとしている。(牧野勇紀)
ガムを噛みながらウォーキングを行うと効果的であるとする研究結果を早稲田大学スポーツ科学学術院の宮下政司准教授とロッテの研究グループがまとめた。
21~69歳の男女を対象に行った実験で明らかになったもので、ガムを咀嚼することで性・年齢にかかわらずウォーキングによるエネルギー消費が増加していた。
研究の詳細は物理療法学の機関誌「J Phys Ther Sci」に掲載された。
中年男性では特に効果が高い
研究は、21~69歳の健常な男女46人にガムを咀嚼しながらと咀嚼せずに、それぞれ15分間自分のペースで歩行してもらった。
歩行中の心拍数、歩行距離、歩行速度、歩幅、エネルギー消費量を計測、疲労度をアンケートした。
結果、対象全体ではガムを咀嚼していない歩行に比べガムを咀嚼しながらの歩行で心拍数が3%増加。
男性では2.1%、女性では3.8%と、健全な範囲内での心拍数の増加が見られた。
特に中年男性での増加が顕著で、歩行距離で3.5%、歩行速度で3.5%、エネルギー消費量では2.5%増加していた。
研究グループは、
「ガムを噛みながら行うことで、健康づくりに有効とされるウォーキングの効果を高める可能性がある」
と結論し、今後は呼気ガス測定などエネルギー消費の詳細な検討を進めるとしている。(牧野勇紀)
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