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脂漏性皮膚炎 [医学・医療・雑感小文]

 脂漏性皮膚炎


 ひどいフケは、もしかしたら脂漏性皮膚炎かもしれない。

 脂漏性皮膚炎は、皮脂の分泌の多い部位にできる湿疹(しっしん)だ。
 
真菌(カビ)の一種で皮脂をエサにする癜風菌(でんぷうきん)が原因といわれる。

 頭皮や小鼻、耳の周辺、わきの下、ももの付け根など、皮脂腺がよく発達した部位に出やすい。
 
患部にハッキリとした赤みが生じ、頭皮の場合はかゆみを伴ったフケが多く出る。
 
「フケ症と思っていたら実は脂漏性皮膚炎だった」例が半数にのぼるという。

 皮脂の分泌が盛んな中高年に多く、全国の推定患者数は300~500万人という。

 脂漏性皮膚炎を放置していると、毛穴に皮脂が詰まり、髪の毛が抜けやすくなる「粃糠(ひこう)性脱毛症」を引き起こすこともある。
 
患者には、抜け毛と一緒にフケの症状を訴える人が多い。
 
脂漏性皮膚炎の治療には、癜風菌に対する抗真菌作用をもつ「ケトコナゾール」(医療用医薬品)が使われる。
 
症例に応じてステ口イド剤などを用いる場合もある。早めに皮膚科を受診し、適切な治療を受けよう。
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ボスのフケ [医学・医療・雑感小文]

ボスのフケ

 秋が深まり、ダークな色合いのスーツやコートを着るようになって困るのは、肩のフケ。

 せっかくのおしゃれも台無しだし、上司のこけんにもかかわりかねない。

 製薬会社のヤンセンファーマは、10月16日の「ボスの日」にちなみ、全国の20~30代OL約300人を対象に、上司についての意識調査をした。

 結果、「仕事ができる人」が理想の上司とされる一方で、仕事ができても身だしなみ次第では評価がダウンすることがわかった。

 上司の身だしなみで気になるのは、口臭・体臭、フケ症・肩にのったフケ、だらしない服装などで、清潔感のない上司には嫌悪感さえ覚えるという。

 実際に「上司のフケに気づいた」人が4割近くもいて、「汚い・近づきたくない」「フケがあるだけでどんな面も不潔に見えてしまう」「フケのせいでその人の魅力が半減してしまう」など、能力や人柄以前にフケのためにネガティブな印象を受けているコメントが目立ったそうだ。

 多量のフケは「脂漏(しろう)性皮膚炎」が原因になっている例が少なくないという。

 脂漏性皮膚炎については明日─。
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