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更年期症状 [医学・医療・雑感小文]

 更年期症状


 更年期障害の症状はざっと200もあるという。

「更年期に出てきたそれまで経験しなかった症状は、みな更年期障害を疑っていいと思います」と、東館紀子・東京女子医大成人医学センター講師(婦人科)。

 人によってさまざまな症状が現れるが、最も多い訴えは、ほてり、のぼせ、発汗─と婦人科学の教科書には記されてある。

 気温とは関係なく、寒いところでも、昼でも夜でも突然、顔がほてったり、汗をバーッとかいたりする。

 寝具に寝汗の跡が人型についたり、人前で汗がポタポタしたたり落ちたり、顔が急に真っ赤になって、どうしたの? と不思議がられたりする。

 これらは自律神経が乱れて、一時的に血管が拡張する血管運動神経障害だ。

 逆に血液の循環が悪くなって手足が冷えることも多い。

 冷えとのぼせ、あべこべの症状が同じ人に起こるのは、その根に自律神経の乱れがあるからだ。

 大本の原因は、女性ホルモンの急激な減少。ホルモンの中枢と自律神経の中枢は、どちらも間脳の視床下部にあり、交差しているためだという。
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