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ポンカン効果 [医学・医療・雑感小文]

 ポンカン効果

 屋久島に住む旧友が、ポンカンを送ってくれた。

 このところちとハラの立つことがあり、ユーウツだったが、友の情にカンゲキし、香りの高い果実を口に入れたら、気分がすっきり晴れた。われながら単純な性格だと思う。

 神経薬物学の研究者からの受け売りだが、うつ病には天然のかんきつ香料がよく効く。

 抗うつ薬と香り療法を併用した著効例があるそうだ。

 ミカンなどかんきつ類の栄養特性は、ビタミンCと食物繊維が豊富なことだろう。
 
ビタミンCは、皮膚や筋肉や血管を構成するコラーゲンの生成に欠かせない。
 
欠乏すると、そうした組織が壊れて壊血病になる。

 また、体の中で過酸化脂質ができるのを、ビタミンCは防ぐ。

 過酸化脂質は「体のサビ」といわれ、がん、動脈硬化、糖尿病などの引き金になる。

 ビタミンCをよく取っていれば風邪を引かないと、自分の体験に基づいて主張したのは、ノーベル賞を2度受賞した(化学賞と平和賞)、ライナス・ポーリングだ。

 インフルエンザがはやっている。ミカンを食べて、風邪を防ごう!
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