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ミカンの小袋 [医学・医療・雑感小文]

 ミカンの小袋

 ミカンには食物繊維が豊富だ。

 食物繊維にはいろいろな種類があるが、大別すると、セルロースなどの不溶性繊維と、ペクチンなどの水溶性繊維の二つになる。

 前者は便通をよくし、後者は血液中のコレステロールを減らすのが、最大の働きだ。

 ミカンの果肉は天然の食品中で最も多くペクチンを含み、小袋はセルロースそのものだ。すなわちミカンを袋ごと食べれば、ビタミンC、ペクチン、セルロースを一緒に取ることができ、それらの総合的作用が得られる。

 肌がきれいになり、風邪もひきにくく、高コレステロール血症を改善し、便秘を防ぎ・治す効果が期待できる。
 
 よくかんで食べれば脳も刺激され活性化するだろう。

 果物をよく食べる人は脳梗塞(こうそく)になりにくい。
 
 最高で31%、脳梗塞の発症を防ぐ効果が得られたという。

 米ハーバード大の研究チームが、10万人を超える人たちを、8年~14年かけて追跡したデータだ。

 米国の調査だからかんきつ類はオレンジとグレープフルーツだが、日本のミカンにも当てはまるだろう。
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