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風邪最適療法 [医学・医療・雑感小文]

風邪最適療法

風邪をひいて病院へ行った。

お医者さんがセキをした。

看護師が、「先生、風邪ですか?」「うん」「薬、もらってきましょうか」「いや、いい。ぼくは病院の薬は飲まないんだ。漢方薬を飲むから」─新聞の投書欄で読んだ話だ。

うまいコントのように笑わせてくれたが、実話だろうか?

「医者殿はけっくうどんで引っかぶり」。

これは大岡信『折々のうた』に収められた「誹風柳多留(はいふうやなぎだる)」の句。

医者が風邪をひいたが、自分の処方する薬はいま一つ信じられない。

けっく(結句=結局)人がよくやるように熱いうどんを食べて、布団を引っかぶって寝たというのだ。

今も昔も風邪の最上の治療法は保温と休養。

ひいたな? と感じたら、あったかくて栄養のあるもの(鍋焼きうどんなど)を食べ、布団にもぐり込み、よく眠ること。

風邪を防ぐ一番の方法は、うがい(ぬるめの緑茶か紅茶でならなおよい)と手洗い。

ひいた時の外出には必ずマスクを─。

自分のノドも楽になるが、なによりも人にうつさないための必須の心得だ。
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