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スパイロ検査 [医学・医療・雑感小文]

 COPDの早期発見

世界の四大死因の一つとされるCOPD(慢性閉そく性肺疾患)は重症化すると治療が非常に難しい。

早期診断・治療がなによりも大切だ。

40歳以上で、風邪をひいてもいないのにしつこくせきやたんが出る。

階段や坂道を上がるとき息切れがするようだったら、COPDの初期症状かもしれない。

COPDは初期の段階で発見し、適切な治療を受ければ、病気の進行を食い止め、呼吸困難と全身状態の悪化を軽くすることができる。

だが、せきやたんはありふれた症状なので見過ごされがちで、その段階で呼吸器科を受診する人は少ない。

また、この病気はこれまであまり知られていなかったため、せきやたんは風邪やぜんそく、息切れは心臓病と間違えられることもあったようだ。

COPDの早期発見に役立つのが、スパイロメーターという器械による肺機能検査(スパイロ検査)。

人間ドックの項目に取り入れられ、一般の内科医院でも受けられるところがふえている。

口に筒をくわえて、息を大きく吸い込み、吐き出すだけの簡単な検査だ。



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