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睡眠実態調査 [医学・医療・雑感小文]

熟眠障害が最も多い

久留米大・精神神経科の内村直尚教授らは、04年から06年まで3回にわたって、6000人近い勤労者(35歳~59歳)に対する睡眠実態調査を行った。

3年間の調査でわかったことは、

1 第一線ビジネスマンの25%以上が不眠を経験していた。

2 睡眠の質、不眠と夜間頻尿の間にも相関がみられた。

3 不眠への対応は「何もしない」や「寝酒」が多くみられ、医師に相談した人は少ない。

4 生活習慣病をもつ不眠患者に、睡眠を改善する指導を、医師が積極的に行うことで生活習慣病自体も改善される例が多くみられた。

また、3回目の調査で新たにわかったことは、

1 不眠のタイプでは熟眠障害が最も多い。

2 交代勤務者は日勤の勤労者に比べ、より不眠、抑うつに悩む人が多い。

3 平日と休日の起床時間の差が大きい人ほど、不眠、抑うつに悩む人が多い。

4 「集中力を要する重要な場面での深刻な眠気」を、睡眠時間5時間以下の人の2分の1が自覚していた。

その割合は6時間台では3分の1、7時間台では5分の1一となった。

眠れ、万国の労働者!
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