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易疲労性 [医学・医療・雑感小文]

仕事とは無関係に疲れやすい、なぜ?

疲労には、作業に対する不快感による精神的疲労もある。

この場合は、なんにも仕事をしないうちにガックリ疲れてしまう。

疲労が、医学的に問題になるのは、

①仕事とは無関係に疲れやすい。

②疲労の蓄積によっていろいろな病気を誘発したり、あるいは病気を悪化させたりする。

③疲労による作業能率の低下─の三つだ。

①のケースを易疲労性といい、二つの原因がある。

一つは、疲労の原因となる病気がある場合。

大した仕事もしないのに疲れやすいと訴える人を調べた報告では、腎臓や肝臓の病気、貧血が最も多く、半数の患者では血液中のビタミンB1が減っていた。

一方、疲れやすさを訴えても、基礎的な病気がない場合も多く、これには心因によるものと、体質によるもの、その両方の複合型がある。

自分に向かない仕事をイヤイヤやっている人とか、家庭内に事情のある人にままみられるし、また、いわゆる腺病質の人が、自分の体質を意識しすぎる心因によって、疲労を深くしてしまうケースもあるという。
タグ:易疲労性
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