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夢の話 [医学・医療・雑感小文]

 初夢の何やら美(は)しく寝過ごしぬ 武石佐海

「初夢」には諸説ある。

 元旦目覚める前にみた夢、元日の夜みた夢、二日の朝か夜にみた夢など。

 ま、どれでも縁起のいい夢を「初夢」とすればよいのではないか。

 夢には吉夢もあれば悪夢もある。

 認知症の人や知的障害の強い人は、あまり夢をみない。

 不安神経症やうつ病の人はあまりよい夢をみないそうだ。

 よい夢、おもしろい夢をみているうちは、心身ともに健康といえるようだ。

 夢をみるのは、レム睡眠(脳は目覚めている状態)のとき。

 夢の続きで目が覚めると、脳はそれ以前に覚醒(かくせい)していたわけだから、頭がスッキリして気分がいい。

 夢の中に出てきた人の数が多いほど幸せな気分になる。

 人間は群居性の強い動物だからだ。

 男性は女性より少なくとも三倍、セックスの夢をみる。

 相手は見ず知らずの女性であることが多い。

 女性がみる性的な夢はたいてい知っている男性だ、とアメリカの精神医学者が書いている。

 本当だろうか?

 初夢や秘して語らず一人笑む 伊藤松宇

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