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活力年齢 [医学・医療・雑感小文]

 高齢者の3人に2人が病院で処方された薬をのんでいる。

 いちばん多いのは高血圧の薬で3人に1人、コレステロールを下げる薬が5人に1人、睡眠薬が10人に1人、胃の薬、糖尿病の薬、骨粗しょう症の薬、前立腺の薬もけっこう多い。

 半面、病院通いとは無縁の高齢者も3人に1人はいる。

 わが身辺の小世界にも、そんな健康人間が何人も見つかる。

 実年齢よりも活力年齢(バイタルエイジ)がぐんと若い人たちだ。

 活力年齢とは、動脈硬化危険因子(血圧、コレステロール値、血液サラサラ度、内臓脂肪)と、体力諸要素(骨密度、関節可動域、筋力、平衡性、持久力─ひらたく言えば、骨がしっかりしていて、手足がよく動き、力が強く、体がふらつかず、長続きする)の水準を統合して求める指標。

 要するに「体の若さ」度だ。

 活力年齢を若くする必須条件は、まずメタボ脱出。

 それには、「一に食事(適正食)、二、三がなくて、四にしっかり運動、禁煙。五に医療(薬)です」と、田中喜代次・筑波大大学院教授(スポーツ医学)は話した。

 田中 喜代次 筑波大学 体育系 教授 担当 体育専門学群 研究 健康度指標(活力年齢)の評価、肥満者の減量支援、高齢者の健幸華齢支援
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