脳神経内科 [医療小文]
日本神経学会は、これまで「神経内科」としてきた標榜科目を「脳神経内科」と変更すると発表しました。
神経内科という診療科は、眼科や耳鼻咽喉科など部位がはっきりしている名称に比べ、どこを診てくれるのか、わかりにくい印象がありました。
「脳神経内科」は、脳や脊髄、神経、筋肉の病気を診察し、脳神経外科の内科側のカウンターパート(対応相手)として位置づけられています。
手足のしびれ、めまい、うまく力が入らない、歩きにくい、ふらつく、つっぱる、ひきつけ、けいれん、むせる、話しにくい(ろれつが回らない)、ものが二重に見える、頭痛、勝手に手足が動く(不随意運動)、物忘れ、意識障害などが診療対象になります。