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政治と頭髪の関係 [雑感小文]

 政治家とハゲ 

 A=チビ、B=デブ、C=ハゲは男の外見の三ペケとされる。

 自慢じゃないが、おれはその三つとも完備している。

 も一つおまけにD=ガニマタだ。

 むろん初めからそうだったわけではない。

 20代ではAとDだけだったが、30代後半までにBが完成し、40代で老眼が始まったころCが加わった。

 秋、落葉の季節(木の葉髪という季語もある)にちなみ、Cの話を─。

 一口にハゲといっても20種類以上もあるというが、最も一般的なのは円形脱毛症と男性型脱毛症だ。

 前者は病気で、後者は体質だ。

 普通、ハゲと呼ばれるのは後者のほうで、日本人男性の約30%にみられる。

 少数派である──と書いて、気づいたのだが、政治家にはわれらの仲間がきわめて少ない。

 戦後の歴代総理の頭部を思い浮かべてみても、吉田茂と中曽根康弘ぐらいだ。

 いやらしいほど大量の頭髪所有者である小泉純一郎は別格としても、

吉田の孫、吉田のライバルだった鳩山一郎の孫、岸信介の孫、民主党のご両人など「元」「前」「現」の首相たちも、けっこうふさふさ、ハゲの兆候さえ見られない。

 これ、なにか理由があるのだろうか?

 当代の政治がダメなのは、まさかそのせいではあるまいな?

 政治は不毛、政治家は多毛なんて、しゃれにもならない。
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