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百歳の血圧 [医学・医療・雑感小文]

 百歳の血圧

血圧の「上(最大)」と「下(最小)」の差を「脈圧」といい、脈圧の3分の1と下を足したものを「平均血圧」という。

脈圧の正常範囲は40~60で、平均血圧の理想値は90未満。

心臓に近い太い血管で動脈硬化が進むと脈圧が大きくなり、末梢の細い血管で動脈硬化が進むと平均血圧が高くなる。

高齢者の場合、特に脈圧が大きくなるのが普通だ。

年をとると上は高くなるが、下はそれほどでもなく、むしろ低くなることが多いからだ。

ところが、東京都老人総合研究所の研究調査によると、センテナリアン(百歳老人)の場合、上は年齢相応に高いが、下は低くなく、脈圧はあまり大きくない人が多いという。

太い血管の動脈硬化の進行が遅いことを示しているわけだ。

また、下の血圧の高い百歳老人ほど知能指数が高く、痴呆になる確率が低いという。

毎度の口上だが、動脈硬化の進行を抑えるには、適切な食生活と適度の運動。

肉も魚も卵も牛乳もバランスよく食べて、よく歩くようにしましょう。
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