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アルブミン [医学・医療・雑感小文]

アルブミン

生きものの体はたんぱく質でできている。

生命のもとはたんぱく質だと言いかえてもいい。

たんぱく質の極限のかたちをしたものが、単純たんぱくのアルブミンで、筋肉を作り、代謝にかかわる酵素を働かせるなど、さまざまな作用を行う。

血清中のアルブミンは栄養の指標であり、加齢とともに低下するため老化の指標にもなる。

アルブミンの数値が下がると、感染症に弱くなり、抗生物質も効きにくくなるという。

東京都老人総合医療センターで亡くなった人の血清アルブミン値は、入院時は平均3.5㌘(血液100cc中)で、死亡時は平均2.6㌘だ。

健康な人のそれは4㌘以上だ。

同センターは、東京都小金井市に住む70歳以上の人を10年間、追跡調査し、血清アルブミン値の低い人から亡くなることを明らかにした。

調査をした柴田博・現日本応用老年学会理事長によると、

「牛乳を飲まない男性が最も長生きしない。飲む男性と飲まない女性の生存率がほぼ重なり、飲む女性が最も長生きすることがわかった」。
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