女性のうつ [医学・医療・雑感小文]
女性のうつ
一般人口でのうつ病の頻度は、男性1:女性2。
どの国でも比率はほぼ同じで男性が人口の約5%、女性が約10%だ。
なぜ女性の頻度が高いのか、定説はないが、いくつかの理由は考えられる。
坪井康次・東邦大学医学部教授(心身医学)の解説はこうだ。
「女性は、生理によるホルモン分泌の変化があり、出産も体に大きな変化を起こします。
更年期には女性ホルモンが減少します。
こうした体の内部環境の変化が、うつ病の発症に関係していると考えられています。
子どもにもうつ病があり、小学生のころは男子と女子の発症の比率は1:1なのですが、15~16歳では1:2になります。これにも女性ホルモンの影響が考えられます」
うつの好発年齢は、中年期だ。
更年期の変調に、
●子どもの独立
●体力や美容に限界を感じる
●記憶力が落ちてくるなど、「対象喪失」という心理・社会的状況が加わるためだ。
最近は、発症の山として30~35歳が新たにみられるようにもなった。
「女性のうつは時代とともに少しずつ変化しています」
一般人口でのうつ病の頻度は、男性1:女性2。
どの国でも比率はほぼ同じで男性が人口の約5%、女性が約10%だ。
なぜ女性の頻度が高いのか、定説はないが、いくつかの理由は考えられる。
坪井康次・東邦大学医学部教授(心身医学)の解説はこうだ。
「女性は、生理によるホルモン分泌の変化があり、出産も体に大きな変化を起こします。
更年期には女性ホルモンが減少します。
こうした体の内部環境の変化が、うつ病の発症に関係していると考えられています。
子どもにもうつ病があり、小学生のころは男子と女子の発症の比率は1:1なのですが、15~16歳では1:2になります。これにも女性ホルモンの影響が考えられます」
うつの好発年齢は、中年期だ。
更年期の変調に、
●子どもの独立
●体力や美容に限界を感じる
●記憶力が落ちてくるなど、「対象喪失」という心理・社会的状況が加わるためだ。
最近は、発症の山として30~35歳が新たにみられるようにもなった。
「女性のうつは時代とともに少しずつ変化しています」
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