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歯周医学 [医学・医療・雑感小文]

 歯周医学

糖尿病になると歯周病が悪化しやすいように、全身疾患が歯周病に影響を及ぼすことはよく知られていたが、近年、歯周病が全身の健康状態に強い影響を与えることが明らかにされつつある。

こうした歯と体との双方向性の関連を確立するための医学を「ペリオドンタル・メディスン(歯周医学)」と呼ぶ。

「口腔(こうくう)機能が改善すると、姿勢がよくなる、肩こりが治る、視力がよくなる、寝たきりの状態から歩けるようになる、免疫力が向上する、全身疾患が治る、痴呆の予防になるといった報告は数多くあります。

ただ、そうした臨床効果を現象としてとらえることは可能だが、科学的証明はまだ十分ではない」

と、李昌一・神奈川歯科大学教授(薬理学)。

一方、歯周組織の生体力(歯茎などに備わっている防御力)が弱まると、歯周病の発症・進行リスクがてきめんに高まる。

この歯周組織の生体力に着目した歯みがき剤もある。
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