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医療と文芸 [雑感小文]

医療と文芸

20年以上使ってきた電気がまがまた壊れた。3度目くらいの故障だ。

いまや引退を勧告すべき時期だという専門家(電気屋さん)の診断に従って買い替えた。新しい電気がまにはいろいろと便利な機能がついていて、ただただ感心するばかりだ。
同じことが電話やテレビや洗濯機にもいえる。新製品は格段に性能がいい。

医療も同様か?

そうでもあるし、そうでもない。

先進医療や新薬は確かに多くの成果を上げている。昔は治せなかったが、いまは確実に治せるようになった病気が多い。

半面、2千年以上も昔の処方による漢方薬や鍼灸(しんきゅう)治療が素晴らしい効能を発揮する例が少なくないのも事実だ。

考えてみると、人間の体なんてものは何万年も昔から変わってないわけで、昔の人に効いた薬や治療法なら現代人にも効くはずだ。効かなければおかしい。

医療と電化製品を一緒にしてはいけない。

いい医療と、いい文芸とは似たところがある。

シェークスピアやバルザックはいまも面白いし、偉大だ。

医食同源など、じつに大した思想だと思うのだ。
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