ほくろのがん! [医学・医療・雑感小文]
ほくろのがん!
素人判断の安易なほくろとりは非常に危険! 生命にかかわることがある。
ほくろに見えて、ほくろではない、メラノーマ(悪性黒色腫)があるからだ。
52歳の男性。
子どものころからあった右足太もものほくろが、少し盛り上がり、色が濃くなった。
針でつついてみたら、形がくずれたように見えたので、皮膚科へ行った。
ほくろだろうと言われて切除したが、組織検査でメラノーマとわかり、国立がんセンターを紹介された。
その間わずか十数日、すでに右足付け根のリンパ節が腫れていた。
それから1年数カ月、あらゆる治療法を総動員して〝黒い悪魔〟に挑んだが、勝つことができなかった。
小さなほくろ1個を気まぐれにいじったツケは余りにも大きかった。
「形や色が変わったことに気づいたとき、すぐさま専門医を受診し、ほくろの周囲を広く切除すれば、なんでもなく一件落着したはずです」
メラノーマの研究・治療で世界的に知られる石原和之先生の警告。
いたずらにほくろをいじるなかれ!
素人判断の安易なほくろとりは非常に危険! 生命にかかわることがある。
ほくろに見えて、ほくろではない、メラノーマ(悪性黒色腫)があるからだ。
52歳の男性。
子どものころからあった右足太もものほくろが、少し盛り上がり、色が濃くなった。
針でつついてみたら、形がくずれたように見えたので、皮膚科へ行った。
ほくろだろうと言われて切除したが、組織検査でメラノーマとわかり、国立がんセンターを紹介された。
その間わずか十数日、すでに右足付け根のリンパ節が腫れていた。
それから1年数カ月、あらゆる治療法を総動員して〝黒い悪魔〟に挑んだが、勝つことができなかった。
小さなほくろ1個を気まぐれにいじったツケは余りにも大きかった。
「形や色が変わったことに気づいたとき、すぐさま専門医を受診し、ほくろの周囲を広く切除すれば、なんでもなく一件落着したはずです」
メラノーマの研究・治療で世界的に知られる石原和之先生の警告。
いたずらにほくろをいじるなかれ!
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