人類の課題

人類の課題

いま、世界の糖尿病有病者数は２億５０００万人以上、年間３８０万人以上が糖尿病の合併症などで死亡（ＡＩＤＳによる死者数とほぼ同じ）している。

このまま進むと世界の糖尿病人口は２０年以内に３億８０００万人を超えるだろうと予測されている。

糖尿病は人類共通の課題だ。

厚生労働省発表の日本人の推計患者数は、糖尿病が強く疑われる人約８９０万人、糖尿病の可能性が否定できない人約１３２０万人─トータル約２２１０万人。

国民の５人に１人が「糖尿病予備群以上」とされる。

糖尿病になると全身の血管がしだいに侵され、心臓病、脳卒中、失明、下肢切断、腎不全の原因となる。

糖尿病という病気を完治する方法はない。

患者と家族は一生、治療と向き合って生きなければならない。

しかし、糖尿病と糖尿病の合併症の危険性についてよく知り、正しい知識をもち、血糖値、血圧、脂質を適切に管理しコントロールすれば、健康な人と同じように生きられる。

一病息災で元気な長生きを楽しんでいる人が多い。

タグ：一病息災 糖尿病有病者数