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宿命的人類病 [医学・医療・雑感小文]

宿命的人類病

春がきた。やれ、うれしやとばかりいきなり運動を始めると、足腰を痛めやすい。

引越しをする人、部屋の模様替えをする人も多く、それもまたぎっくり腰誘発などの原因になりやすい。

ぎっくり腰を「ヘキセン・シュス(魔女の一突き)」と呼ぶドイツ人には腰痛持ちがとても多いらしい。

「ほとんどのドイツ人を苦しめているこの民族病の増加を止めるためには、総合判断に基づく治療法と戦略が必要だ」と週刊誌が「腰痛特集」を組んでいたそうだ。

むろん腰痛はドイツ人だけの民族病ではない。

日本人も80%が生涯に1度は腰痛を経験するといわれる。

直立二足歩行の人類病だからドイツもコイツも腰痛には泣かされる宿命を負うているわけだ。

腰痛にはいくつも種類があるが、腰痛症、変形性脊椎(せきつい)症、腰椎椎間板症が「腰痛ご三家」だ。

そのほか腰が痛くなる病気には骨粗しょう症、脊椎分離症、脊柱管狭窄(きょうさく)症など腰の骨自体に原因のあるものと、がんや感染症(骨髄炎、化のう性脊椎炎など)、外傷によるものがある。
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