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日帰り手術 [医学・医療・雑感小文]

 日帰り手術

 昔─といっても1980年ごろまでは、白内障の手術は「視力が低下し生活に支障が生じる」ようになってから行われた。

いまは「運転免許の更新ができない」「ゴルフ場でまぶしい、ボールがよく見えない」といった程度で手術を受けるのが、普通だ。

手術時間や入院日数も大幅に短縮された。

昔の手術は1時間半もかかったが、いまは15~30分だ。

日本眼内レンズ屈折手術学会会員(白内障手術の専門医)対象のアンケートによると、90年代初めの平均入院日数は5・6日だったが、06年のそれは1・8日だ。

最近では同学会会員の8割が「日帰り手術」を行っている。

「手術時間が短くなったことは、技術革新や術者のトレーニングの結果であり、決して手術が簡単になったわけではない。

合併症の問題などもあり、以前より高度の集中力が必要となり、難度は上がっています。

非常に短時間で手術が終るという情報を流す眼科医が一部にいますが、一般的な情報ではありません」

と、大鹿哲郎・筑波大眼科教授は話している。
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