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気分障害 [医学・医療・雑感小文]

気分障害

うつ病は「心の風邪」といわれるほど、ありふれた病気になっている。

患者が急増し、精神科クリニックはパンク状態、新患予約は「1カ月待ち」というところもあるそうだ。

昔、うつ病は、性格的な素質が絡んでいる「内因性」と、周囲の状況に影響された「反応性」に分けられていた。

いまはそういう分け方はしない。

何かのきっかけや誘因があって発症し、脳の中に変化が生じる病気と、とらえられている。

WHO(世界保健機関)の診断基準は、躁鬱(そううつ)病とその関連疾患をまとめて「気分障害」と呼び、単極性(うつ病相のみ)、双極性(躁病相、うつ病相)、大うつ病(従来の単極性うつ病)、双極性障害(双極Ⅰ型、Ⅱ型)と分類している。

ひらたく言えば、軽症で周りにはわからないことの多いのが単極性うつ病で、はた目にもおかしく見えるほどハッキリわかるのが大うつ病。

気分が浮き立つ躁状態と、沈み込むうつ状態を繰り返すのが双極性で、その度合いが異常に大きいのが双極性障害ということになる。
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