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ハートレシピ [健康短信]

ハートレシピ

心臓にやさしい食事メニュー「ハートレシピ」

日本心臓財団は、心臓にやさしい食事メニュー「ハートレシピ」を開発しました。

四季に応じた食材を活用し、減塩、豊富な野菜摂取をポイントに、誰もがおいしく手軽に健康管理に役立てられるよう、開発されたメニューです。

レシピは1日あたりの食塩相当量を6グラム未満に設定、食材は1日あたり約30種類、 野菜や海草、キノコなどは1日量が350グラム以上とれるようにしました。

「心疾患は、年齢のみならず、偏った食生活など生活習慣の乱れも大きなリスク要因です。

 とくに過度な塩分摂取は高血圧へとつながり、心疾患や脳卒中の原因となります」と、リーダーの教授は話しています。

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ウォーキングと認知症 [健康短信]

認知症防止

ウォーキングなどの適度な運動を習慣として行うと、脳の老化が防げる。

英・エジンバラ大学老年期認知症センターが報告しました。

脳の神経細胞は年齢を重ねるにつれて減り、脳が萎縮します。

同大学の研究チームは、638人の高齢者が行っている運動の種類と時間を調べ、脳のMRI(核磁気共鳴画像法)検査を行いました。

結果、脳のさまざまな部位をつなげている神経繊維の減少がもっとも少なかったのは、運動を習慣として行っている人でした。

「ウォーキングを週に数回行っている高齢者では脳萎縮が減少しており、脳の老化、認知症を示す徴候も少なかった」ということです。

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たばこの安全度 [健康短信]

喫煙の安全レベル?

たばこの害を知らない人はいません。

でも、一般的にニコチンやタール含有量の少ないたばこ(軽いたばこ)では、喫煙本数が少なければ比較的安全であると信じられているようです。

「喫煙本数を減らす」、

「軽いたばこに変更する」、

「加熱式たばこに変更する」ことで喫煙による害を減らそうとするケースがよく見受けられます。

 実際は大間違い、1日1本のみの喫煙でも、冠動脈疾患や脳卒中のリスクが予想以上に高いことがわかっています。

「1日1本のたばこでも冠動脈疾患と脳卒中の発症リスクが非常に高くなることを喫煙者に理解してもらう必要がある」と、専門家は明言しています。

(医学誌『Medical Tribune』による)。

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アーモンド+チョコの効果 [健康短信]

アーモンド+チョコでLDL-C低下

アーモンドの摂取によるLDL(悪玉)コレステロールの低下を、米ペンシルベニア大の研究チームが報告しました。

30~70歳の肥満者48人を、

①非治療食(米国の平均的な食事内容)

②アーモンド42.5g/日を取り入れたアーモンド食

③ココアパウダー18g/日とダークチョコレート43g/日を取り入れたチョコレート食

④アーモンド、チョコレート+ココアに分けて、4週間ずつ食べてもらいました。

結果、アーモンドを単独あるいはダークチョコレート・カカオとともに摂取すれば、脂質異常症が改善することが示されました。

が、「総カロリー量を厳格に制限することが大前提。

食べ過ぎは禁物です」と研究チームのリーダは話しています。
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管理栄養士とおやつ [健康短信]

おやつの食べ方

管理栄養士の9割が「おやつを「おやつを日常的に食べている」ことが、「ダイエットプラス」の調査で明らかになりました。

「ダイエットプラス」は、「正しく食べる」をコンセプトに管理栄養士がダイエットや健康管理をサポートするために運営しています。

 おやつを食べるタイミングは「午後」がもっとも多く、67人(63.2%)、続いて「夕食前後」18人(17%)、もっとも少なかったのは「深夜」で4人(3.8%)。

お勧めのおやつの1位は「ゼリー」と「フルーツ」、3位はナッツ類。おやつを食べ過ぎたときには「夕食を中心に、次の食事内容や量で調整する」などして対処しているそうです。

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チョコで観戦 [健康短信]

チョコと心臓病

雪がとけて、春のスポーツイベントが始まります。

気になるのが、観戦ストレスに伴う心筋梗塞の発症です。

折も折、チョコレートの心血管疾患への効果を検証した論文が発表されました。

伊・ペルージャ大学公衆衛生学のグループは、米国立医学図書館の情報検索に収載された論文の中からチョコレートと心血管疾患(脳卒中、心筋梗塞など)関連の研究を抽出しました。

結果、チョコレート摂取量が多いほど心血管疾患発症数は少ないとか、心筋梗塞後の死亡率は低下するといった、心血管疾患の保護効果を示す論文が見つかりました。

最も多く摂取している群は、最も少なく摂取している群よりも有意な保護効果が認められました。

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風邪と花粉症 [健康短信]

花 イヨヨ近シ

全国的に猛威をふるうインフルエンザときびすを接して花粉症の最盛期がやってきます。

「春は名のみの、風の寒さや──今日も昨日も 雪の空(吉丸一昌作詞「早春賦)。

風邪の初期症状と花粉症(アレルギー性鼻炎)は似ていますが、次のような違いがあります。

目のかゆみ=アレルギー性鼻炎は目がかゆくなります。風邪は目のかゆみはありません。

発熱=風邪だと熱が出ます。

アレルギー性鼻炎は出ません。鼻水=花粉症)の鼻水は水性で、風邪の鼻水は膿性です。

ともあれ「雪 イトド深シ 花 イヨヨ近シ」(柳宗悦)。

もうすこしの辛抱。がんばりましょう。

タグ:風邪 花粉症
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漱石と近代医学史 [健康短信]

夏目漱石を通して知る日本近代医学史

胃弱・癇癪・夏目漱石 持病で読み解く文士の生涯

 昨年(2018年)は1868年の明治維新から150年ということもあり、NHK大河ドラマで西郷隆盛の生涯が描かれた他、幕末の志士ゆかりの地ではさまざまなイベントが催された。

 しかし明治期に大きな変革を遂げたのは、政治だけではない。

 医学の分野でも、ドイツ医学の採用と医療制度の整備により、西洋医学に基づく近代化が急速に推し進められた。

 このほど刊行された山崎光夫著『胃弱・癇癪・夏目漱石 持病で読み解く文士の生涯』は、病気がちだった文豪・夏目漱石と同時代の医師との交流を追跡した好著だが、漱石が残した数多くのテキストを通じ、日本の医学が近代化に向けて葛藤を重ねた様相を浮かび上がらせている。

 漱石が見た近代日本眼科学の曙

 一般的には胃潰瘍のイメージが強い漱石だが、他にも眼病や糖尿病など数多くの疾患を抱えていた。

 眼病の治療で漱石が通院していたのが、神田駿河台の済安堂医院。

 東京医学校(東京大学医学部の前身)で日本初の眼科講座を担当した井上達也が開業した。

 同院は、現在も井上眼科病院として診療を行っている。

 1874(明治7)年、政府は、西洋医学を学んだ長与専斎を中心に取りまとめた「医制」を公布して医療・衛生行政の規定を整備。

 全国規模で病院の建設も進み、東京医学校では「お雇い外国人」を招いての医学教育が行われた。

 井上は、お雇い外国人が主流の東京医学校・東京大学医学部で、日本人として初めて眼科学助教授に就任する。

 しかし、1882(明治15)年には大学を辞め、開業医に転じた。

 そんな井上の元をトラコーマに罹患した漱石が訪れ、診療を受けたのは明治20年代のこと。

 本書では、済安堂医院に通院する漱石の心境について、

 《昨日医者へいつた所が、いつか君に話した可愛らしい女の子をみたね》と記された正岡子規宛の書簡を紹介している。

 その後、漱石も井上と同じように東京帝国大学教授の職を辞して朝日新聞に入社している。

 在野に転じた井上の気骨ある「変人ぶり」に、気脈を通じるところがあったのかもしれない。

 井上は1888(明治21)年、井上眼科研究会を結成。

 これは、現在の日本眼科学会の前身に位置付けられる組織だ。

 コンニャクで胃痛を治療

 漱石は、1910(明治43)年に朝日新聞で連載された『門』の執筆前後から、胃痛に悩まされるようになる。

 その際に通院していたのが、専斎の長男で内科医の長与称吉が内幸町に開設した日本初の胃腸病専門病院「胃腸病院」であった。

 称吉は、1898(明治31)年に日本消化器病学会の前身に当たる胃腸病研究会を創立し、初代会長を務めている。

 本書によると、そこで漱石が称吉に施された治療の1つに、「蒟蒻療法」があったという。

 これは、湯で温めた熱いコンニャクを腹部に当て、胃を温めるというもの。

 しかし効果はなく、腹部に火ぶくれをつくっただけだった。

 漱石は《今日より蒟蒻で腹をやく。痛い事夥し》と日記に書き残している。

 手探りの部分が多く残る明治期の医学を象徴するエピソードだ。

 漱石だけでなく、近代日本の文豪はさまざまな持病に悩まされ、その痛みや苦しみを日記、作品に書き残した。

 それらをひもとくと、西洋医学を日本に導入しようとした明治期の医師たちの悪戦苦闘が浮かび上がる。

 本書はあくまで文学論の体裁を取っているが、既存の医学史にはない視点を提供した一冊となっている。

 近代日本の主な作家とその死因
 
 坪内逍遥  気管支カタル  享年 75
 森鴎外   萎縮腎・肺結核    60
 二葉亭四迷 肺結核        45
 正岡子規  肺結核        34
 夏目漱石  胃出血        49
 尾崎紅葉  胃がん        35
 樋口一葉  結核         24
 北原白秋  腎臓病・糖尿病    57
 谷崎潤一郎 腎不全        79
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牛乳は良い?悪い? [健康短信]

牛乳は健康に?良い?悪い驚きの調査結果も

●牛乳は健康に良いのか悪いのか?

牛乳を定期的に飲むことが、健康に良い食生活である、という考え方は、比較的最近まで世界的に広く認知されたものでした。

成長期のお子さんの場合には、身長を伸ばすために有効だと考えられていて、大人になってからは、将来の骨粗鬆症の予防に有効だとされていました。

かつては粘膜を保護する、胃潰瘍の治療薬としても使用されていました。

カルシウムの摂取のためには、牛乳を含む乳製品の吸収率が高く、効率的であるとも考えられていました。
 
しかし、その一方で牛乳は健康に悪いのでは、という考え方も、近年では決して少数派とはいえません。

牛乳というのはかなり高カロリーの食品で、動物性の脂肪を多く含んでいます。

特に大人になっても牛乳を飲むという習慣は、肥満や動脈硬化に結びつく可能性が否定できません。

牛乳に含まれる蛋白質のカゼインは、1型糖尿病の原因の1つなのでは、というデータが複数報告されています。

一部のがん、特に前立腺がんは、乳製品の摂取量と関連があるとする、これも複数の報告があります。

牛乳には乳糖が含まれていますが、この乳糖は人間の乳糖分解酵素により、ブドウ糖とガラクトースという2種類の単糖類に分解され、その後に身体に吸収されます。

小さなお子さんはこうした酵素を多く持っていて、そのため効率的に乳糖を分解して吸収できるのですが、大人になるとその効力は落ち、吸収される量は減ります。

そしてこのガラクトースは、比較的少量の摂取においても、動物実験では酸化ストレスを増し、慢性の炎症を惹起して、老化を促進するという複数の報告があるのです。

●ガラクトースの健康への害

ネズミにおいては、体重1キログラム当たり100ミリグラムのガラクトースで、慢性の炎症や老化促進の影響が生じるとされています。

この量を人間で換算すると、6~10グラムとなり、概ね1日当たりコップ1~2杯の牛乳を、飲み続けることに相当します。

乳糖は生乳に5%程度含まれていて、それが200ミリリットル当たり5グラムのガラクトースに、ほぼ変換されるからです。

仮に動物実験と同じことが人間にも当てはまるとすると、1日コップ1~2杯程度の牛乳を飲んでいても、老化が促進されるということになり、これは由々しき事態で、今の牛乳の摂取についての考え方を、根底から見直さなければならない、ということになります。

しかし、本当にそれは人間においても当てはまるような事実でしょうか? 

それは今のところ明らかではありません。

●スウェーデンの疫学データのインパクト(2014年)

2014年のブリティッシュ・メディカル・ジャーナルという医学誌に、乳製品と寿命や骨折との関係を調べた論文が発表されました。

そこでは、スウェーデンにおける、男性と女性の2つの大規模な疫学データを活用して、牛乳の摂取量と生命予後及び骨折リスクとの関連性を検証しています。

女性は6万人以上、男性は4万5000人以上が対象となっていて、女性は20年以上、男性も10年以上という長期の経過観察を行った、これまでで最も大規模な疫学データです。

結果はビックリするようなもので、牛乳を1日コップ3杯以上飲んでいる女性は、コップ1杯未満しか飲まない女性の倍近く、亡くなる人が多かったのです。

男性では違いはもっとわずかですが、やはり牛乳をたくさん飲む人は、飲まない人よりも亡くなることが多いという結果になっていました。

骨折の起こりやすさについても、女性では牛乳をたくさん飲んでいる人のほうが、少ない人よりもやや骨折が多い、という結果になっていました。

なかでも多かったのは股関節の骨折です。男性においては骨折と牛乳の摂取量との間には関係は見られませんでした。

 
そして、乳酸飲料やヨーグルト、チーズのような乳製品では、牛乳のような死亡や骨折との関連は認められませんでした。

つまり、特に女性で牛乳を1日2杯以上飲んでいると、病気で亡くなる人や骨折をする人が増えるというショッキングな結果です。

その一方で、発酵食品であるヨーグルトや乳酸飲料、チーズではそうした結果は出ていません。

●牛乳は本当に骨折予防に良いのか?

 
スウェーデンのデータでは、牛乳を飲むことにより骨折が増えています。骨に良いはずの牛乳でどうしてそうした結果が出てしまったのでしょうか。

実は10代で牛乳をたくさん飲むと、骨の量は増えるのですが、身長も伸びるので、結果として大人になってからの重心が高くなり、それが股関節の骨折を起こしやすくする、というデータが存在しています。

もちろん、カルシウムやビタミンDが多く摂れるというメリットもあるのですが、そればかりではないのです。

●牛乳と生活習慣病との間には、どのような関係があるのか?
 
乳製品を多く摂る人は糖尿病などの生活習慣病にはなりにくい、というデータが複数存在しています。

しかし、牛乳には動物性の脂肪が多く含まれていて、本当にそれで生活習慣病の予防になるのか、という疑問があります。

2014年のダイアベトロジア誌という糖尿病専門誌の論文では、乳製品を高脂肪のものや低脂肪のものに分け、また生乳とヨーグルトやチーズを分けて検討した結果、ヨーグルトのような発酵乳では、明確な糖尿病の予防効果が認められたが、牛乳などのみでは、そうした予防効果は認められなかった、という結果が報告されています。

●牛乳と健康をどう考えるのが良いのか?
 
それでは、牛乳は健康に良いのでしょうか、悪いのでしょうか?
 
これはまだ結論の出ていない問題ですが、乳製品の健康への良い影響の多くは、実は牛乳ではなく、ヨーグルトやチーズによるものだと考えられます。

その理由はまだ明確ではありませんが、牛乳に比べてヨーグルトなどの発酵乳のほうが、低脂肪で、老化の促進因子であるガラクトースの含有量も少ないことが、その要因として想定されます。

特に成長期を過ぎた大人では、1日コップ1杯を超える牛乳を飲むことは、あまり健康的ではない、と考えたほうが良いように思います。
 
皆さんも乳製品と賢く付き合ってください。

(文=石原藤樹/北品川藤クリニック院長)

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長寿ランキング [健康短信]


米ワシントン大学健康指標測定評価研究所のグループは、世界の平均寿命や死因に関する解析結果をまとめ、医学誌『ランセット』に発表しました。

2040年には日本が平均寿命世界トップの座から2位に転落、代わってスペインが首位に浮上することが示されました。

世界全体では早期死亡の原因が感染性疾患から非感染性疾患(NCD)や外傷へとシフトする可能性が高いことも明らかにされました。

将来の早期死亡につながる危険因子として最も影響力が強いのは、高血圧、肥満、高血糖、喫煙、飲酒の5項目。

それに続くのは、大気汚染、虚血性心疾患、脳卒中、アルツハイマー病、糖尿病、交通事故、肺がんなどでした。


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