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夏バテ料理 [医学・医療・雑感小文]

夏バテ料理

暑い!

言うまいと─書くまいと─思えど今日の暑さかな、だ。

この暑さ、当方のようなトシヨリには特にこたえる。

壮年でも単身赴任中のお父さんも参っているのではないか。

夏バテ回復はまずじゅうぶんな睡眠をとること。

そして疲れた胃に優しくて、食欲を増進し、疲労回復に効果的な食事をとること。

お勧めは酢の物。

暑くて食欲がないときでも、「酢の物や冷やし中華なら口に入る」と感じることがある。

酢の酸味が唾液や胃液の分泌を促進するからだ。

食用菊、紅タデ、青ジソなど、刺し身のツマや吸い口に使われる香りの強い野菜も食欲増進効果が大きい。

しゃきっとした歯触りが清涼感を与え、ピリッとした辛みが胃腸の働きを活発にする。

忘れてならないのは、たんぱく質とビタミン。

これをいかにあっさり味で食べやすくするかが、夏バテ料理のポイントだ。

冷やした豆腐に、大根葉と豚ミンチをいためた具を加えた「変わり冷やっこ」とか、そうめんと真空パックのうなぎをとり合わせた「うなぎそうめん」などいかが、とは管理栄養士の弁。
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湿潤療法 [医学・医療・雑感小文]

湿潤療法

日常的なケガ─切り傷、すり傷は、傷口を消毒液で消毒した後、薬を塗って、ばい菌が入らないようガーゼを当て、包帯を巻く。

─というのは昔の常識。

今は水で洗って被覆材(バンドエイド・キズパワーパッドなど)を当て、ばんそうこうで固定する。

モイスト・ヒーリング(湿潤療法)という。「消毒とガーゼは、傷が自然に治ろうとするのを妨げる」のだそうだ。

以前は、キズやヤケドや床ずれなどの治療は「開放した状態で乾燥させる」のがベストと信じられていた。

1962年、乾いたキズ面よりも、キズをぴったり覆った湿ったキズ面のほうが早くきれいに治ることが、実験で証明された。

しかし、その湿潤療法が普及するのに半世紀もかかった。

「いわゆる〝習慣の奴隷〟というやつで、新しい提言がなかなか受け入れられなかったのです」

と、塩谷信幸・北里大名誉教授(形成外科)。

繰り返す。

家庭で治せるようなキズは、水道の水でよく洗い、被覆材で覆うのが一番。

被覆材の用意がなかったら、台所のラップを使えばよい。
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