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人の名が思い出せない [医学・医療・雑感小文]

 もの忘れ検診

 人の名が思い出せない。

 ローマ字やカタカナの略語、新語の類など、読むはじから忘れてしまう。

 計算がのろい。

 漢字の偏だけ書けてつくりが出てこない。

 老眼鏡が必要な年ごろになると、たいていの人がこんな健忘症状を経験するようになる。

 当方などはいまや一日中ひっきりなしで、「だいぶぼけがきてるわね」と言われている。

 だが、それはぼけ(認知症)とは関係のない、脳の生理的加齢現象だ。

 単純なもの忘れと、認知症の始まりは、どこが違うのか。

 ①無表情・無感動の傾向が見られる。

 ②ぼんやりしていることが多い。

 ③生きがいがない。

 ④根気が続かない。

 ⑤1日や1週間の計画が立てられない。

 ⑦仕事をてきぱきと片づけられない。

 ⑧反応が遅く、動作がもたもたしている。

 ⑨同じことを繰り返し話したり、尋ねたりする。

 ⑩相手の意見を聞かない。

 このうち4項目以上が当てはまると、軽度の認知症と判定される。

 おかしいと思ったら、まずは自治体の「もの忘れ」検診を受けてみよう。

 問い合わせは保健所へ。
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