肩こりの個人差 [医学・医療・雑感小文]
本人の感覚的なものが多分に関係する
肩こりは、首筋から背中、肩甲骨の周りにかけての三角形の筋肉が緊張するために起こる。
この「肩こり筋肉」は僧帽筋と呼ばれる。
形状がカソリック僧の頭巾(ずきん)に似ているからだ。
肩こりは、そのつらさを感じやすい人と、あまり感じない人がいるようだ。
筆者なども理髪店で肩をもんでもらうたびに、「ずいぶんこっていますね」と言われる。
でも自分にはそんな感覚はない。
周りの連中は単に鈍感なだけだと笑うのだが、冬賀秀一・東京警察病院副院長(リハビリテーション科部長)の解説はこうだった。
「僧帽筋の辺をもんでみた感触で、手ごたえが強いと、こっていますね、ということになるのでしょう。
その状態をどう感じるかは、ご本人の感覚的なものが多分に関係するので、同じような状態であっても、こってると感じる人もいれば、感じない人もいる。
痛みの感覚は客観的にはなかなか評価できません。
実際、筋肉がずいぶん硬くなっているのに、大して気にしてない人もあれば、死ぬほどつらいと訴える人もいます」
─おれ、やはり鈍感なのか?
肩こりは、首筋から背中、肩甲骨の周りにかけての三角形の筋肉が緊張するために起こる。
この「肩こり筋肉」は僧帽筋と呼ばれる。
形状がカソリック僧の頭巾(ずきん)に似ているからだ。
肩こりは、そのつらさを感じやすい人と、あまり感じない人がいるようだ。
筆者なども理髪店で肩をもんでもらうたびに、「ずいぶんこっていますね」と言われる。
でも自分にはそんな感覚はない。
周りの連中は単に鈍感なだけだと笑うのだが、冬賀秀一・東京警察病院副院長(リハビリテーション科部長)の解説はこうだった。
「僧帽筋の辺をもんでみた感触で、手ごたえが強いと、こっていますね、ということになるのでしょう。
その状態をどう感じるかは、ご本人の感覚的なものが多分に関係するので、同じような状態であっても、こってると感じる人もいれば、感じない人もいる。
痛みの感覚は客観的にはなかなか評価できません。
実際、筋肉がずいぶん硬くなっているのに、大して気にしてない人もあれば、死ぬほどつらいと訴える人もいます」
─おれ、やはり鈍感なのか?